外国語としてのドイツ語
ドイツ語の高い知識の習得はドイツ大学で学業を成功させるためには必要不可欠なものです。
私どもは30年以上に渡って、ドイツ大学で勉強することを希望する外国人を対象として、外国語としてのドイツ語の語学コースを提供しています。
この分野における私たちの経験と専門的能力があなたの成果の土台となります。
DaF(外国語としてのドイツ語)試験会場として認定を受けているという事実は、専門知識・授業体系の高さを証明するものであり、また狙いを定めた目標設定のもとでの実践に近い教育を保証するものであります。
1. 各コースの構成はどのようになっているのか?
各語学コースは全コース終了までに12ヶ月を見込んでおり、次のように区分されています。
- 初級コース1 (Grundstufe 1)
- 初級コース2(Grundstufe 2)
- 中級コース (Mittelstufe)
- 上級コース (Oberstufe)
2. 各コースはそれぞれいつスタートするのか?
どのコースも年度四 半期の初めにスタートし、250時間分の授業内容を網羅します。通常1コース終了にかかる期間は3ヶ月です。各コースの終了時にはそれぞれ試験があり、試 験に合格したら、次レベルのコースヘ進むことができます。この中間試験の結果はだいたい2~3日のうちに通知され、この通知から1週間後には、次コースの 授業が始まります。このため時間のロスも全くなく、コストの節約にもつながります。
〔期限〕
あらかじめ語学力を有する場合には、それぞれ相応のレベルのコースから開始することがもちろん可能です。的確なレベルのコースを設定するために、私たちは的確なコースへの認定テストを行っております。
3. TestDaFとは内容的にどのような試験なのか?
上級コースの参加者はこの試験(TestDaF)を受験することができます。このコースでは、集中的に試験の準備をします。
同試験Test DaFでは 次の語学的能力
- 読解力
- 聞解力
- 筆記による表現力
- 口頭による表現力
についてテストされ、それぞれの語学的能力を個別に判断することを目的としています。
4. コース参加にかかる諸々の費用はどの程度か?
各コースとも授業料はそれぞれ930ユーロです。この金額はコース開始前に支払うことになっています。事前に金額を支払った場合にのみ、コース参加が確実に保証されます。
食生活、住居等にかかる諸々の費用は月々600ユーロを見込んでおく必要があります。住居先を見つける際には、喜んでお手伝いさせていただきます。
5. どうしたら申し込みができるのか?
各コースの開催場所をPaderborn(パダーボーン)かDresden(ドレスデン)に決定したあとで、申込用紙に必要事項を記入し所定の宛先まで郵送してください。これと並行して申し込み料として50ユーロを銀行振り込みによって支払って下さい。
その後、あなたは折り返して私どもからコースへの参加許可証を受け取る格好になります。そしてあなたが確実にコースへ参加できるように、私どもが予約手配いたします。
(ビザ(入国査証)は必要か?も参照のこと)
6. ビザ(入国査証)は必要か?
欧州連合加盟国以外の諸外国から参加の皆さんは、ドイツ語コースへ参加する際にビザがしばしば必要となります。したがって、早めの時期にドイツへの入国に 際し、ビザ取得が必要であるかどうかの確認をしてください。相談ごとがあれが、喜んでご相談を受けます。詳細情報については、あなたの本国所在のドイツ大 使館、もしくはドイツ領事館で入手してください。
場合によっては、コース参加許可証の他に、授業料の支払い証明書が必要になる場合もあります。これが、あなたにもあてはまるかどうかについても、あなたの本国のドイツ大使館、もしくは、ドイツ領事館で照会することができます。
費用の入金が私どものほうで確認できましたら、あなたは折り返して参加許可証と料金受理証明書を受け取ることになっております。
7. 万一ビザがおりなかった場合、コース授業料はどうなるのか?
ビザの取得ができなかったことについて証明することができる場合には、もちろん授業料の払い戻しは可能です。
このような場合には、ドイツ大使館、もしくはドイツ領事館発行のビザ拒否通知書を私どものところへ送ってください。その後、私どものほうから、授業料の返済をさせていただきます。
8. ドイツへ入国したら、まずしなくてはならないことは何か?
まずは、できるだけ早く私どもに連絡するようにしてください。
空港や駅からPaderborn(パダーボーン)の滞在先まで移動される際に私どものサポートが必要である場合は、出国前の早めの時期に、ドイツ到着日を私どもまで御連絡ください。
Paderborn(パダーボーン)へ到着後、住民登録課と外国人局へ届出をする必要があります。住民登録課での登録届出の際には、賃貸契約書と旅券が必 要で、これは、外国人局での登録の際にも提示する必要があります。Paderborn(パダーボーン)の住民登録課、外国人局の両方とも市役所(Stadtverwaltung:シュタットフェアワルトゥング)の中にありますので、登録時にあちこち歩き回る必要はありません。Dresden(ドレスデン)の場合は、両方の登録所は、各区域ごとにある土地の管轄役場(Ortsämtern: オーツエムター)に所在しています。
これとは別に、通常の場合それぞれ選択した銀行先で口座を開設する必要があります。
これらのさまざまな手続き遂行の際に、もしよろしければ、わたしどものスタッフがあなたをサポートすることが可能です。私どものスタッフは、それぞれ英 語、中国語、トルコ語、ロシア語、スペイン語、フランス語、ポーランド語を話すことができますので、意思疎通の手助けになることと思います。
さらには、通常の場合、健康保険も必要になります。ビザを取得してドイツへ入国なさった参加者の皆さんは、もしビザを延長する場合に、健康保険加入の証明 書がその前提条件となっています。私どものほうから、割安で、すべての基本的なサービスを網羅する健康保険を提供させていただくこともできます。